「すき」と暮らす

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オリーブオイルでつやつやに。木のうつわを長く使えるお手入れのしかた

 



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だいぶパサついてまいりました。

 

 

 

 

木のうつわ、「油分不足」で乾きました

 

力強いくっきりとした木目と、やわらかく優しい色合いが魅力の「木のうつわ」。持ったときの肌触りからは、木のぬくもりをひしひしと感じられます。

 

お気に入りなのでつい何度も食卓へ登場させるのですが、そうなると増えるのが、洗う回数。水に多く触れる分、どうしても表面にザラつきやパサつきが出てきてしまいます。

 

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ざらり

 

木製独特の素朴な味わいともいえるのです。とはいえ、ザラつきによる脆さから割れやすくなるのを防ぎたい、汚れの付着をできるだけ抑えて使いたい。

 

ざらっとした木のうつわにツヤを出すべく実践している、定期的なお手入れ方法を残してみます。

 

ずばり「オリーブオイルを薄く伸ばすだけ」

 

初めて木のうつわを購入するとき、「細かいメンテナンスが難しそう」という印象を持っていました。ところが、実際にはむしろとってもお手軽。それは、「木のうつわのお手入れ=オイルを薄く伸ばすのみ」だからです。

 

使っているのは、オリーブオイル。肌のマッサージや爪の甘皮処理と、料理以外にもこまごま使用するオリーブオイルなら切れていることがほとんどないため、「お手入れしたい」と思い立ったときに活用しています。

 

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万能さんであります

 

 オリーブオイルで木のうつわをお手入れする方法

 

  1.  キッチンペーパーやクロスにオリーブオイルを2~3滴垂らす
  2.  拭き取るようにしながら薄くのばす
  3.  重ならないように置いてしっかりと乾燥させる

 

いざ。。。

 

 

 

1.キッチンペーパーやクロスにオリーブオイルを2~3滴垂らす

 

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正方形のキッチンペーパーを2枚使います

 

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オイルボトルから数滴垂らそうと試みるのは至難の業

 

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そのため 小ぶりのガラス容器に、

 

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オリーブオイルを少量うつします

 

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これはいやな予感。。

 

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ですので スプーンですくって2~3滴

 

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準備完了です

 

2.拭き取るようにしながら薄く伸ばす

 

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薄く広げるように伸ばしていきます

 

うつわの木目に沿って、表面全体にくまなく塗り広げていきます余分なオイルを別のクロスで拭き取ると、乾かすときにべたべたしません。

 

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強く押さえつけないようにしながら

 

3.重ならないように置いてしっかりと乾かす

 

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もう終わってしまいました。すべ。つや。

 

この先は、手で触れてサラサラとした状態になるまで乾燥です。風通しのよい場所に広げるのが適しているようですが、私はだいたいキッチンの作業台に置いています。

 

 

木のうつわをオイルでお手入れするポイント

 

ザラつきが目立つ場合にはサンドペーパー

 

  • 木目がガサガサしている
  • 明らかなザラつきが目立つ

 

このような箇所には、サンドペーパーをかけてからオイルを伸ばしています。

 

粗いサンドペーパーで擦ると表面が荒れてしまうため、細かいものを使うのがポイント。撫でるようにゆっくり当てると、全体のフォルムが変わってしまうのを防げますよ。

 

以前、木目に逆らった状態でサンドペーパーを当てて、木のうつわの表面に傷を作った苦い経験が。それ以降、力を入れすぎないようにしながら木目に沿って平行に擦るようにしています。

 

▼ #320~#400ほどの細かいサンドペーパーがおすすめです

 

オイルは数滴のみ

 

キッチンペーパーやクロスへオイルを垂らしすぎると、サラサラになるまでに時間がかかってしまいます。お手入れするうつわの大きさや数によりますが、1つのうつわに対して2~3滴のオイルでも十分ツヤが出ますよ◎

 

 ▼ 今回使用したのは ガルシア社の通常ラインオリーブオイルです

 

▼ こちらはフレーバー付きなのでお手入れ用ではなく食用としても◎

 

 「乾性油」を使うとより早くサラサラに

 

オリーブオイルは、不乾性油といういわゆる固まらないオイル。そのため、薄く薄く広げて伸ばす必要がありますが、「塗布後とにかく早くサラサラにしたい」という方は乾性油と呼ばれるオイルを使うのがおすすめです。

 

■ 乾性油

空気中に放置すると酸化して固まる性質を持っているため、塗布後の乾きがすばやい。

 

▼ 乾性油たちをまとめてみました

  • エゴマ油(原料:シソ科「荏胡麻(エゴマ)」の種子)
  • アマニ油(原料:アマ科「アマ」の種子)
  • クルミ油(原料:クルミ科「クルミ」の実)
  • ひまわり油(原料:キク科「ヒマワリ」の種子)
  • 紅花油(原料:キク科「ベニバナ」の種子)

 

上記の乾性油は、いずれもスーパーでたびたび目にするオイル。手に入りやすいですし、料理に活用できるものもあるため無駄になりません。

 

ただし、 乾性油は空気に触れると酸化して発熱してしまいますまれにオリーブオイルが手元になく乾性油を使う場合には、お手入れ後のクロスを重ねたり丸めたりせず、シンクで水にどぼっと浸してから処分しています。

 

木のうつわ、長く使うためにこうしています

 

水につけたままにしない

 

木のうつわは、基本的に食器用洗剤で洗える食器です。ただ、塗装の剥がれやひび割れを防ぐためにも、水につけたままにせずすぐに洗うように心掛けています。

 

よく乾燥させる

 

洗った後はすぐに水分を拭き取り、風通しのよい場所でたっぷりと乾かします。今のところカビの心配もなく、サンドペーパーとオリーブオイルのお手入れのみで長持ちしています◎

 

冷蔵庫や電子レンジは使わない

 

ひび割れしたり、塗装が剥がれて白っぽさが出たりするのをできるだけ防ぐために、空気が極端に乾燥しやすい冷蔵庫へは入れていません。木材の水分や空洞を熱で広げないために、電子レンジでの使用も避けています。

 

 

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とはいえ 傷や色落ちも味になるのが魅力

 

▼  自然素材の台所道具のメンテナンス方法を 各分野の職人さんから学べる1冊。「木の道具」「土の道具」「金属の道具」などのジャンルに分かれていて 読みごたえがあります。

 

 

 

 

 

定期的なお手入れで味わい深い木の変化を楽しめる

 

木のうつわは、オリーブオイルを広げるだけの簡単なお手入れでも表情の変化を十分楽しめます。

 

油分の気になる料理はワックスペーパーを敷けばワンクッション置けますし、色移りしやすい料理は小鉢に入れて他の料理と一緒に木のうつわに乗せて、お手軽なワンプレートごはんにも便利です。

 

お気に入りだからこそとことん使って、独特の味わいごとお手入れをする。使用感のないまっさらな道具は「きれいな状態」といえるかもしれませんが、使うことで生まれる質感を知れるのも、道具を楽しむ醍醐味だななんて感じています。

 

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扱いづらくないのです

 

 ー 最後までお読みいただきありがとうございました -

 

 

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